辛くないワサビ?山に生える野生の”ユリワサビ”に食用としての価値はあるのか

アブラナ科植物はミロシナーゼという酵素を持つために何らかの方法で細胞を傷つけると配糖体が分解され、あの一種独特のツンとした辛みを生み出します。
この特徴は、自然環境下において動物や昆虫からの食害を防ぐために作り出したものだと考 ...
野生化しつつあるアップルミントを食べてみた

ハマダイコンやクレソンなど、人為的に国外から入ってきた植物が野生化したものを”帰化植物”と呼びますが、当然ながらその多くは生命力・繁殖力ともに非常に強く。一度広がってしまうとなかなか根絶やしにすることは難しいがゆえに、半ば放置されてい ...
緑茶の代わりに自家製クマザサ茶はいかがでしょうか?

近所にチャノキが自生していることがわかり最近はもっぱら番茶作りにハマっている筆者ですが、タンニンたっぷりの冬葉番茶を恒常的に飲み続けることへの若干の不安と、本来ならば収穫期ではないこの真冬に葉を採り続けることで木本にどの程度のダメージ ...
チャノキの冬葉で作る紅茶”ウィンターフラッシュ(仮)”は美味しいのか

番茶に比べると少し値の張る煎茶が、一番茶・二番茶と分けられているように、同じくチャノキを原料として作られる紅茶に関してもファーストフラッシュ・セカンドフラッシュと、使用する新芽の順番によってランク付けされています。
そして、こ ...
レモンの香りがする雑草”レモンエゴマ”でケーキを作ってみた

一般にハーブと聞くと多くの人がペパーミントやローズマリー、バジルやタイムなどを思い浮かべるでしょうがこれらは全てシソ科の植物であり、当然ながら皆さんよくご存じの”赤じそ”や”青じそ”も同科に属します(科に属するって何かややこしいですね ...