天然きのこ”タマゴタケ”を採って食べる
非常に暑いです。
この記事を書いているのは7月の頭くらいですが、すでに連日35度近い気温がつづき消耗しまくってます。
こういう日は海やら川やらで水遊びというのが定石でしょうが、今年は珍しく梅雨時にしっかり雨が降ってくれたこともあってキノコ探したい欲求がマックスだったので久々に山に行ってきました。
今回は久々の新記事なので、フィールドワーク的にも、ブログ的にも、リハビリ的な感じでやっていきましょう。
いざキノコ探し
というわけで、クマザサ茶やら山茶やらで度々お世話になっている近所の里山に来ました。
ここは道こそ整備されておらず歩きにくいものの、赤松林やナラ、ブナ系統の広葉樹林がしっかり残っており、キノコ狩りにも植物観察にも持って来いのスポットです。
意外と珍しいんですって。
しかも、道中には野生のキウイフルーツことサルナシやら

1時間くらいヨダレだらだら状態になります。
天然ものの実山椒など実っていて、仮にキノコがボウズであっても溜飲を下げられると。
なかなかのサービス精神も見せてくれます。
で、それら植物を採取しつつ30分ほど歩いた頃でしょうか。
遠くの方にやたら目立つ赤色が。
タマゴタケ 来たーーー!!
バリバリ原色なので遠目だとゴミかなにかに見えてしまいます。
コイツはこんな見た目ですが、非常に有用な食菌であり、イタリアでは類似種が高級食材として扱われているそうです。
その後も、ぶらぶら歩いてましたが、やはりキノコの時期にはまだもう少し早かったようで、結局きのこの収穫としてはタマゴタケのみ。
早速、持って帰って調理します。
天然タマゴタケを食べよう!
まず、採ってきたキノコはサッと流水で洗い流します。
通常、キノコの調理では旨味を逃がさないために洗わないのが定石ですが、そこは天然もの。
虫やら土やらはまだ害が無いので良いとしても、ナメクジが這ったりしている可能性もあるので、軽くでもよいので綺麗にします。
タマゴタケは違いますが、ほかに夏キノコの代表格として傘の裏がヒダではなくブツブツした孔になっている”イグチ科”のキノコがあり、これらはより虫が入りやすいので気になる人は塩水につけて虫抜きをすると良いでしょう。

タマゴタケは濃厚な旨味と水溶性の鮮やかな色味が特徴のキノコ。
そのため、パスタのソースに加えたり、ポタージュにするのがオススメの食べ方なのですが、今回は量も少ないのでバターソテーにでもしましょうか。
フライパンにバターをぶち込んで・・・
キノコと少量のワインを投入。

軽く煮詰めて盛り付けたら完成です。

香りというか風味に多少のクセ?アクのようなものを感じますが慣れれば気にならないレベル。
味はとにかく旨味の固まりという感じで、飲み込んだ後も口の中にねっとり残ります。
キノコクラスタたちの間では”こっくりとした旨味”と例えられるのですが、食べてみれば大抵の人が納得するでしょう。
7月末ごろにまたキノコ狩りに行く予定なので、そのときはもっと採れればいいなあ。
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