今年初の山菜採りに行ってきました

いよいよ山菜の季節です。


毎年採れるヤブカンゾウ。これと言った特徴は無いが無難に美味い。

今年は暖冬続きだったこともあって、フキノトウやらカンゾウやらは割と早い時期から採って楽しんでいたのですが、山菜採りメインで山に入るのは今年初。Twitterを見ている限りはかなり盛り上がっているようなので期待が持てます。

ちょっとしょっぱい山菜採り

まずはこのブログの読者にはお馴染み?の近所の里山に。
桜もちょうど満開で、絶好のお花見日和ですが平日例のウイルスの影響で驚くほど閑散としています。
まあ、この辺りは結構な田舎なので大体いつ来ても人が少ないんですけど。

入山してすぐ、小川沿いでアブラナ科植物の花が出迎えてくれました。たぶんタネツケバナかクレソンかな?
葉茎を千切って生で食べてみると※一応、非推奨ちょっと変な笑いが出るくらい辛いです。普通は売っているものを口にする機会が多いと思いますが、野生のものはむしろワサビに近いようなストレートな辛さがあって肉料理の付け合わせにするには勿体ないくらい個性的で面白いですね。


”スカンポ”の別名でお馴染み。

イタドリも生えてました。かじると酸っぱいアレです。

適当な場所から手で折り取れるので気づくと大量に採ってしまっていることもしばしばですが、食べ過ぎると結石が出来るシュウ酸を含むので注意しましょう。


どこにでも生える毒草代表”タケニグサ”。ケシ科だけど吸ってもトリップ出来ません。いや試したことないけど。

入山してすぐ食える草が2種類も見つかったので調子良さげだったんですが、そこから少し停滞気味に。

山菜採り目的で登山する時って上下左右を見ながら歩かないといけないので、普段よりかなり疲れやすいんですよね。ゆえに、何も見つからないとテンションダダ下がりになってしまいます。

そこで、そんな空気を払拭しようと、去年のうちに見つけておいたタラの芽ポイント見に行ってみることにしました。

おお、生えてる生えてる!

…てか

デカくね?

タラの芽ってこんなんだっけ?と思って他の場所も見てみましたがやっぱりコイツだけ以上なサイズ感でした。樹高が低いとその分の栄養が周ってデカくなるんだろうか。知らんけど。


こっちはまだ開きかけとはいえ、先ほどのものと比べると一回りくらい小さい。

私が住んでいる地域ではマナーを守る人が多いのか、はたまた山菜自体に興味が無い人が多いのか、新芽を食べるタイプの木も大抵は綺麗な状態で残っていますが、Twitter等見ていると脇芽を根こそぎ取ったり枝を折ったりする人がいるようです。
いかにマイナーな趣味とは言え、最低限のマナーは守るようにしたいものですね。


ギリギリ手が届かないコシアブラ。美味しいし折ってでも採りたい気持ちも分からんでもないけどね…

コシアブラも見つけましたがまだ時期が早かったようです。


ちょっとピンボケ。遠いし小さいし難しい。

これはまだ冬芽の状態なのかな?

その後、GoogleMapでワラビが生えるというレビューのあったポイントを見に行ったりしましたが、こちらもまだ早かったようで少ししか採れず、すごすご帰ってきました。

私は山菜採りをはじめてまだ2年目なのでハッキリとはしませんが、どうもウチの地域では全体的な発生が半月ほど遅れているようです。まあ場所や気候によってズレが生じるというのは当たり前のことではあるんですが、京都は山に囲まれているので、ある意味特殊なのかも知れません。

まあ探索や試行錯誤自体も楽しいので、色々な場所を走り回りつつ、これからもポイントを探っていきたいと思います。

あっ、ちなみに今日の収穫ですが

イタドリ×⑤、ワラビ×③、タラの芽 大×①・中×①・小×② でした。

ツマミにもならんわw