増えすぎたミョウガの葉が勿体ないのでお茶を作った

えー、 恒例の野草茶 シリーズです。
といっても、この更新頻度の少ないブログでどれだけの人にピンとくるか分かりませんがw

なんというか、定期的にハーブティーとかお茶のブームが自分の中で来るんですよね。
で、ブームが来るたびに雑草やら木の葉やらをお茶にしては「意外とイケんじゃん!」ってなったりまあ場合によっては吐きそうになったりを繰り返し、徐々に気持ちが離れていくのですが。しかし、いつのまにかまた飲みたくなる野草茶。

もしかすると僕は野草茶のことを愛しているのかもしれません。

近づきすぎると悪い所も見え、離れるとまた愛おしくなる。これはもう恋と言っても良いのではないでしょうか。そもそも人間同士の恋など結局はエゴのぶつかり合いで有り、人と物、ヒト対その他のもの同士の恋こそが真実の(面倒になったので以下略

…とまあ、あまりしょうもないことばかり言っていると、せっかく見に来てくれた方が離れて行ってしまいそうなので、さっそく本題に行きましょうか。

ミョウガの葉でお茶を作る

ミョウガ 葉

お馴染み、毎年のように記事にさせて頂いているウチのミョウガです。

わずか1㎡のスペースにも関わらず、今年も50個ほどの花蕾を収穫できました。

で、それはそれで良いのですが。これほどまでに旺盛に繁殖している地上部が冬には全て枯れ、結果土の肥やしにするしか使いようがないというのが、まあ勿体ないなあと毎年毎年思っていたんですよね。
もちろんミョウガタケを作って食べたり、葉でミョウガ餅を作ることも出来るには出来るんですが、前者はかなり若い時期のものを使うのでやりすぎると肝心の花蕾が出なくなるし、後者も香りを移すのに使うだけで葉そのものを食べるわけではないし。

そこで、今回考えたのがこの葉っぱを枯れる前にお茶にしてみたらどうか?というものです。

見た目からわかる通り、ミョウガはショウガの仲間で、成分的に似通っているならば体を温める作用も期待できますし、少し肌寒くなる時期には持って来いで、枯れるタイミングを考えれば非常に都合が良い。乾燥させて保存すれば余裕で真冬まで保つでしょうし。

ミョウガ 葉

てなわけで、さっそく収穫。

枯れるまでにはまだ時間がありますし、初めてなのでとりあえず柔らかそうなところを少量採りました。

あとは、以前お茶を作った経験を活かし、これを加工していきます。

ミョウガ 葉 茶

まず表面の汚れを落とすため軽く洗い、そして蒸す。

ある程度柔らかくなれば良いので、2,3分程度が目安でしょうか。

で、通常のお茶と同様、扇風機やうちわなどで急速に冷まし、その後ザルに入れしっかり揉みます。
この工程によりお茶にした際により香りが立ち、旨味(もっともミョウガの葉にあるのか分かりませんが)も出るのです。

ここまで出来たら、あとは風通しの良い日陰に置いて、乾燥するのを待つのみ。


軒下にて乾燥。時期的に雨さえ当たらなければよいので、段ボールなどに入れて室内乾燥でもOK。

作る時期を考えるとまず失敗することはないでしょうが、良い場所が家にないという人はオーブンなどを予熱なしで使うことで乾燥させてください。

こんな感じの食品乾燥機があればより便利ですね。まあわざわざ野草茶を作るためにこの値段を出せるか、というと難しいものがありますが…

というわけで、料理番組ばりに数日後。

なぜいきなりフライパンの上に載っているのか?

つまり、乾燥したは良いものの、軽く揉んで嗅いで見ると、明らかに干し草のにおいがしたので、念のため火を入れて見ることにしたのです。

枯草菌やら懸念材料もありますし、火を通すことでかえって抽出力が高まり、素材の味を活かしたお茶になる可能性もありますしね。

と、この考えは正しかったようで、火を入れ始めて数分後。いわゆる普通のお茶のような香りがしはじめ、期待が持てそう。

あとはお湯を沸かして・・・

ミョウガ茶

では、さっそく

いただきます。

ふんふん。まず色は悪くないですね。一般的なほうじ茶の色を薄くして、若干黄色味を増したような感じでしょうか。

で、作ってみて意外なのが、ほんのりではあるものの、ちゃんとミョウガっぽい香りがすること。干した後、火を入れた時ですら全く感じられなかったのにもかかわらず、お茶にしてみるとハッキリ素材が出る。いつものことながら、これは本当に不思議ですね。

この時点では及第点を上げても良いですが、問題は味ですよ、味(これいっつも言ってる気がする)

では、勇気を出して一口。この瞬間が毎度緊張します

・・・・・

ほう。

一言でいうと まあ悪くはない。

直接的な表現を避けた卑怯な言い方ではあるものの、まさにその程度の味ですね。

味そのものは特別秀でたものはなく、いわゆる普通の野草茶って感じ。まあとはいえ「普通の野草茶ってなんだよ」ってツッコミが来そうなので、例えるとドクダミ茶とか、その辺のあまりメジャーでない、一般的に飲まれているわけでない、健康志向のお茶の味ですね。

で、香りは確かにミョウガの片りんらしきものを感じはするものの、やはり所詮は野草茶。今まで作ってきたものたちに共通する雑草らしき匂いが隠れようとしても隠れきれず、ちらちら顔を出してきます。

つまりハッキリと「これがミョウガ茶だ!」ってな特徴が無く、これで健康効果があるのならまだしも、そうでない、というかエビデンスが無いのなら、あえて作ってまで飲む必要はなさそうな印象です。
嫌なクセはないので飲みやすいっちゃ飲みやすいですが。

まとめ的な駄文

と、いうわけで、いつもながら尻すぼみ感のいなめない記事になりましたが、まあ正直な感想はこんな感じです。

まあ、野草茶なんて9割以上のはずれの中に稀に当たりっぽいものがあるかな?って程度で、全部が全部ウマいならとっくに商品化してますからね。
まあ、その当たりを探すのが楽しみの一つなわけですがw

とはいえ、初めに書いた通り、ミョウガを植えてる家なら葉っぱなんてそれこそいくらでも採れるわけで、興味があるという人は試してみるのも良いかもしれません。ミョウガタケとかミョウガ餅とかがあることを考えると、少なくとも体に悪いってことはないでしょうし。

今回は”もったいない”を主軸に置いた関係で、枯れかけの葉っぱを使いましたが、当然香りは若い葉の方が強いわけで、それらを使って、かつより短時間で完全に乾燥させる方法を採るなどすれば、案外良いものも出来そうですし、伸びしろはまだありそうっちゃありそうですもんね。

さて、次は何でお茶を作るか・・・