写真ACに投稿を始めてから1か月が経ったけど…

平時とはちょっと毛色の異なる記事になりますが、今回は私のライフワークの一環であるストックフォト、なかでも巷では最も稼ぎやすいと言われている写真ACでの活動について書いていきたいと思います。

実際に上げている写真やランキングなどの情報も載せているので、これから始めてみたいな~と、何となく思っている人はあくまでも一例として参考にしていただければ幸いです。

写真ACは稼げる!…本当に?

まず本題に入る前に、写真ACがなぜ最も稼げると言われているのか(いたのか)について。まあこんなショボいブログにたどり着いた人ならば既に事前情報として知っていることでしょうが、私の意見を交えて少しだけ解説します。
もちろん、もう知ってるわ!って人は飛ばしていただいて構いません。

売れる根拠と気になる写真の著作権について

写真ACは売れる、と言う根拠として最も大きいのが
”素材を誰でも無料でダウンロードできる”
と言う点です。

これは基本中の基本で、それこそどこのサイトを見ても同じようなことが書いてあることでしょうが、実際ほぼ100%有料会員にならなければ、元データをDLすることすらできないストックフォト業界の中で、ここは顧客にとっても、クリエイターにとってもかなりの強みです。

例えば最も有名なPIXTAでは、お得な定額制プランですら、月に10点なら1枚当たり638円。月100点のDLを前提とし、年間で20万近く払ったとしても1枚当たり165円もの料金がかかり、出来たばかりの弱小キュレーションサイトや、個人運営のブログで使おうものなら、どう考えても赤字確定です。
もっとも本サイトは有名なだけあって、素材当たりのクオリティも高く、顧客側からすればニーズはあるんでしょうが、しかしそれゆえ、プロや法人が大量に素材を提供しているため、クリエイター側からすればこれほどハードルの高いことはありませんよね。

その点、写真ACは誰でもメールアドレスさえあれば無料でダウンロードが出来(制限はありますが)、なんと加工もOK!と太っ腹で、ゆえに素人の写真でも、ある程度見栄えが綺麗であれば売れる可能性が高いです。

しかし、前述の”加工OK!”と言う部分からも分かる通り、本サイトでは写真自体だけでなく、それに付随する著作権も合わせて譲渡する必要があるため、この部分に引っかかる人は多いと思いますし、実際にそれを理由に非推奨する意見も探せば出てきます。

が、個人的にはこれはあまり気にしなくても良いと思います。

というのも、本サイトでは著作権を譲渡する必要はあるものの、著作者人格兼は、多少の制限はあるものの、行使することが可能であるからです。

著作権自体を渡すのであれば、多くの人が
「じゃあ、その写真を他のストックフォトサイトに上げたり、SNSで公開することは禁止されるんじゃないの?」
と思われることでしょうが、実際は写真アップロード時に補足部分に公開サイトを記載しておけば、全く問題なくそれらを行うことが出来ます(少なくともこの記事を書いている時点では)。

つまり、InstagramやTwitterなどで公表済みの画像を流用したり、PIXTAやShutterStockなど他のストックフォトサイトを併用することも、補足説明さえしっかり記載しておけば可能、ということになります。
そのため、これはほとんどの人にとってはあまり関係のない制約だと言えるでしょう。

ただし、もしも今後このサイトが閉鎖するという事態になった場合、その時点でアップロードしていた写真の権利がどうなるかは分かりませんので、その点は覚悟しておいた方が良いかも知れませんね(法律に詳しい人、よければ教えてくださいm(_ _)m)。

写真ACを一か月やってみて。

前置きがかなり長くなってしまいましたが、ここから本題に入ります。
まずは現時点でのランキング・DL数を見てみましょう。

・・・どうでしょう?
しょぼっ! と思った人もいるでしょうねw

ちなみに、少し前に1DL当たりの報酬が3円になったので、現時点での報酬は海外からのDL(2円/枚)も合わせると90.8円です。

この結果を見て、少ないと思った人も意外と多いなと思った人も、どちらも間違いではありませんが、個人的にはそれなりの成果が挙げられたのではないかと思います。
現に、私は同じ画像をPIXTA・Adobe Stock・ShutterStockの大手三社にアップロードしていますが、その中でいまだに売れたのはShutterStockの2枚だけなんですよね(報酬計0.5$)。

更に言うと、ストックフォトサイト全体の最近の売れ筋は人物やテクスチャ(パターン)なので、私のように植物やキノコ、原風景の画像のみで、しかもたったの一か月である程度の報酬が貰えているというのは、やはりかなり売れやすい方だと思います。PIXTAなら多分、まだ検索にも載ってませんよw(諸説あります)

写真AC自体、NHKや大手ニュースサイトなどで紹介されてからかなり売れづらくなったなどと言われていますが、それでも他のサイトと比べればまだまだやりがいがありますし、ずっと続けていればあまり写真の上手くない私でも小遣い程度にはなるんじゃないか、という希望も見えますし。

まあ、せいぜいこれからも継続して写真を上げ続けていこうと思います。

まとめ

今回はいつものような、その辺に生えてる雑草を食べたり、キノコを狩ったり、と言った内容からはかけ離れたものでしたが、最近ちょっと写真にもハマり始めているので、これからもちょくちょくこのような内容の記事を書くことになるかも知れません(決してネタが無い訳ではないですよ?)。

ブログ開設当時から見て頂いている方の需要とは少し異なるかも知れませんが、どうか温かい目で見守って、今後とも末永くお付き合い頂ければ幸いですm(_ _)m

※最後に私が写真ACに上げている写真を数枚貼っておきます。タグを大量に付けるもの大事ですが、彩度やコントラストをいじったりして見やすくするのも有効でしょう。


これは和歌山の千畳敷に行った時の写真。ゴーストが発生してしまっているので、後からもう少し絞っておけば良かったなあ、と反省。


近所の山で撮った原木栽培の椎茸。これはshutterstockでも売れているので、やはり身近かつ有名なものというのは、常に一定の需要があると思われる。


山野に自生するものの他、庭木としても良く見られる”ヤマブキ”の花。これは輪郭がしっかり見えるように加工して、見やすくしたので自信アリだったが、いまだダウンロードされず。有名過ぎて飽和状態なのかも?


”針葉樹林を通る山道”と言うタイトルの一枚。本画像は現時点で5DLと、なぜか一番売れている。何が売れるか分からないのでバンバン撮って上げるべし。


趣味で弾いているピアノを楽譜と共に撮ったもの。これはYAMAHAのロゴが写っているからか、もしくは楽譜自体が写っているからか審査には通らなかった。先日、PIXTAにも上げたので、そちらでは審査待ち。

とりあえず、以上。今後も気が向いたら足していくかも。

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