そら豆の脇芽の芯止め&摘花。やらないと最終的な収穫量にも影響が!?

そら豆は主枝よりも脇芽に実をつけやすい…という性質上、早い段階で主枝を摘んでおき脇芽を5・6本程度育てる。というのが基本的な育て方になりますが、この残した脇芽に関しても伸ばしっぱなしで良いという訳ではありません。

つまり、普通に育てていれば人間の身長を超えるほどに上へ上へと伸びていく空豆ですが、それだと着果に必要な栄養分を茎の成長のほうに使ってしまうので、適切な時期に芯を止めてやる必要があるというわけです。

これは私が育てている空豆。
画像だと分かりにくいですが、この時点で120㎝程度の高さがあり、これ以上放っておくと倒伏や着果不良の原因にもなります。また、ソラマメの天敵であるアブラムシは新芽に寄って来るため、適切な時期に芯止めをしておくことで病害虫への対策にもなるのです。

芯止めといっても簡単なことで

空豆 摘芯

頂点にある成長点(新芽が伸び始めているところ)を指でつまんで

そら豆 芯止め 摘芯

プチっととるだけ。

この時、ハサミなどを使っても良いですが、その場合は病原菌が入るのを防ぐため、しっかり刃を消毒したものを使いましょう。

で、これで芯止めは終わったわけですが、大きな美味しい空豆を収穫するにはもうひと手間必要になります。

最重要!空豆の摘花と摘果

というのも、今回は大体8節程度のところで芯止めをしたわけですが、空豆は一節に大体4つ程度の花を咲かせるため、これを全て着果させるとなると一本の脇芽に32個の豆をつけることになります。そしてこの脇芽が一株に6本あるわけですから計算して見るとなんと246莢。
まあ、これからアブラムシがついたりすればガッツリ減りますし、あくまで皮算用ですが大体その程度ということですね。

しかし、一般には空豆の一株当たりの適切なさや数は60~80程度と言われており、このまま育ててしまうとどう考えても売っているような立派な豆を収穫することは不可能でしょう。

というわけで、既に咲いている花を一節当たり2花となるように摘んでやらねばなりません。

ソラマメ 摘花

プチっ。と

そら豆 摘花

はい。

何となくもったいないようですが、これを怠ると美味しい豆は出来ませんからね。情け容赦なくとってやりましょう。

 

と、計算の得意な人なら気づいたかもしれませんが、この方法で摘花してもまだ適切なさや数にはなりませんよね。
だって、一節4花が単純に半分になったわけですから、まだ123莢ついてしまうことになりますし。

というわけで、着果を確認したらその際にも一つ摘んでやり、最終的には一節一果となるようにしましょう。

そら豆 摘果

これも摘花の時と同じ要領です。
花をとるのが摘花、実をとるのが摘果ですよ。

あっ、あと言い忘れていましたが、摘花の際には必ずまだ咲いている途中のものを間引いてくださいね。すでに黒くなって落ちかけているものは受粉が完了しているので、とっても意味がありませんし。
その際には着果を確認してからまとめて間引いてやりましょう。

さあ、これで美味しい空豆が出来るかな?