邪魔な雑草を有効活用しよう①:スベリヒユが大量に手に入ったので色々試す

2020年5月4日

スベリヒユとはスベリヒユ(滑莧、学名: Portulaca oleracea[2])は、スベリヒユ科スベリヒユ属の多年生植物(Wikipediaより)で、日本にも夏になると普通に見られる多肉植物ですが、繁殖力旺盛でコンクリートの隙間や他の野菜を育てているプランターなどからも当たり前のように生えてきます。


左はミョウガ、右はオクラのプランター。

このように。

どうやらミョウガの方はホームセンターで購入した地下茎が死んでいたようで全く芽が出てきません。

そのため、別段コイツに責任があるわけではないですが、スベリヒユにはクルミなどにも含まれるオメガ3脂肪酸に始まり、各種ビタミンや豊富な鉄分・カリウムを含み美味しいらしいので、せっかくなので食べて見ましょうか。

いろいろ試してみる

とりあえずプランターに生えていたものを半分ほど採ってきました。

これだけの量が集まると多肉植物特有のスベスベとした感触が触っていて気持ちいいですね。


太い。

一つ一つのサイズもそこそこ大きく、まずは素材の味をしっかり味わっておきたいので、基本的な料理から入りましょう。

お浸し

まずは採ってきたスベリヒユを水から茹でこぼしていきます。特に下処理などは必要ありませんが気になるのであればサッと洗うと良いでしょう。


スベリヒユはタケノコ・イタドリなどと同じくシュウ酸を含むため、尿路結石になりたくなければしっかり茹でて水に晒しましょう。

で、適当に盛り付けて醤油・白だしで味をつければ

 完成。

味は・・・まあ、鉄分とシュウ酸を多く含むだけあってほうれん草に近いかな?

ただ、特に葉っぱの部分にある海藻のような”ヌメリ”が食べていて心地よいですね。これがこの食材の特徴でしょうから次以降はなんとかこの部分を活かした調理法を試したいところ。

特有のぬめりを活かしたい

調べてみると包丁などで細かく刻むと更にぬめりが強く出るとのことなので、その方向で考えていきます。


とりあえず茹でる。

今回は刻みやすくするため先ほどよりも長時間茹でていきます。


スベリヒユがクタっとしてきたら火を止めます。

どうでも良いですが、ずっと茹でていると水が黄色っぽくなって道端で採ってきた人は嫌でも犬の○○を思い出して食欲が無くなると思いますが、家のプランターに生えてきたものでも同じように色づいたので、スベリヒユに含まれる色素かシュウ酸が湯に溶けだしたことが原因だと考えられます。

そのため気にしなくても大丈夫です・・・多分。

で、茹で終わったものを軽く水に晒した後は生姜・ニンニクとともに細かく刻みます。


スベリヒユ自体はかなり柔いので、薬味はチューブのものを使うと綺麗に混ざります。

ネバネバして来たらボウルに移して味噌:醤油:白だし(=2:1:0.5)を入れます。

分量は適当で構いませんが、酒のアテや丼にする場合は濃いめ、単体で食べたり納豆に混ぜるなら薄めに作ると捗ります。

スベリヒユのなめろう。

若干、生姜とニンニクが多かったのかインパクトが強いですが味は非常に美味しいです。

ただ、お浸しの時に感じたほうれん草っぽい風味は消え失せているので、両方食べて見て後はお好みでって感じですね。ヌメリもかなり強く好き嫌いがはっきり分かれそうな味でした。

チヂミっぽいやつ

初め採ってきた分は使い切ったので、本来ならばここで終わろうと思ってましたが、もう一種類レシピを思いついたのでおかわりを採ってきました。

先ほどまでと同じくスベリヒユをしっかり水から茹で、フードプロセッサーにかけてドロドロに。


少量であれば包丁で細かくしてもかまいません。

そして、卵1個と小麦粉・片栗粉(1:1)を加え、白だしと塩で味付けしたあと


粉類は生地を箸で混ぜて抵抗を感じるくらいまで入れる。味付けは濃いめに。

フライパンにごま油をひいて、じっくり焼きます。


お好みでチーズを入れると更に美味しく。

完 成。

もちもちとした食感と白だしの風味が非常に合ってとても美味しいです。

そして、意外にもスベリヒユとチーズの味が完璧にマッチしている(ほうれん草がチーズと相性が良いことを考えれば当たり前か?)

いや正直、期待以上に美味しいよコレ。この味なら毎年作ってもいいかも知れないですね。