【家庭菜園】市民農園を借りたので野菜を作ってみる②~育苗・定植~

2020年6月10日

前回、申し込み~種蒔きまで行った本シリーズですが、今回はいよいよ、それらの苗を実際に畑に植え付けていきます。


左側がカボチャ用、真ん中がサツマイモ、右がトマト・スイカ。

畑自体はこの通り土づくりを終え、雑ではあるものの畝も作ってありますので後は植え付けるだけです。
土に混ぜる肥料は作る作物によって異なりますが、ここでは苦土石灰を100g/1㎡堆肥を全体(20㎡)に80L入れてあります。また、畝の幅は蔓が長く成長するであろうカボチャ・サツマイモ部分を広くとるなど、ある程度工夫はしてありますが、何分初めてなので、今後、生育に合わせて土を足せるように隙間を作っています。

まあ、他にもいろいろと書くべきことはありますが、それはおいおいということで…早速本編に入っていきましょう。

意外と難しかった育苗

まず以前の簡単なおさらいから。
私が市民農園を借りるにあたり、選んだ作物はカボチャ(バターナッツ)・トマト(桃太郎)・スイカ(羅皇)に加えて、サツマイモの4種類。このうち前者3種類は無謀にも種から作ってみよう! ということで、前回の記事では専門店で購入した9㎝ポットに同店内販売の種をそれぞれ蒔いたところまで行いました。

で、気になるのはこれらの種がどうなったか・・・ですが、結論から申し上げますと

全滅です。

(もう一回)

全滅しました。

・・・うん。
まあ、種から育てることが難しいってのは分ってたつもりでしたが、これは想像以上(以下?)でしたね。

いや、ただね。だからと言ってそれ以後、私が何もしていなかったという訳ではなく、なにゆえ蒔いた種が全て発芽しなかったのか、死んでしまったのかということを色々と考えていたのですが、どうも夜間の気温に問題があったんじゃないかな―、と。

というのも、前の記事にも書いてある通り、今回選んだ作物は全て4月頃から種をまき始めるもので、私もそれに従ってただ何も考えずにそのままポットに蒔いたのですが、後から調べると作物の育苗と言うのは単純に季節で見るのではなく、その時々の平均気温夜間に霜が降りないかどうか、はたまた降水量湿度など、様々な気候の条件に合わせて行うものらしいんですよね。
(種にカレンダー機能が付いているわけでもなし、考えてみれば当たり前なのですが)

で、今年は暖冬暖冬と言われていたものの、思い返してみれば4月中頃になぜか2月並みの気温になったり、なんなら日本海側では雪が降ったりと、例の疫病の影響であまり触れられていないものの異常気象レベルで気温の変動が激しく、確かにこれは作物を育てるのには適した状態ではなかったな~って感じです。

実際にその後、藤の花が咲き始めたころ(藤が咲くと、その年はもう霜が降りないと言われているらしい)にカボチャ・トマトの種を蒔きなおしたのですが


↑トマト

↑カボチャ

これらはこの通り、しっかりと発芽してくれました。
スイカ・サツマイモに関しては、まあ妥協して苗を購入するということで、今年はなんとか目標の作物を栽培できそうです。

そんなわけで、この記事を見て下さっている皆さんは私のようなミスを犯さないよう、ちゃんと自分の住んでいる地域の気候を肌で感じながら種まきをするようにしましょうね。言われなくても分かってるわって声が聞こえてきそうですがw

育て上げた苗を畑に植え付ける

さて、大変な育苗をやっと終えたところで、休む間もなく今回のメインである定植作業を行っていきます。
初めから種を地に蒔いている場合は、そのまま不必要な株を間引いて収穫まで育て上げることが出来ますが、今回のようにポットで育苗を行う場合には適切な時期に苗を畑に植えなおさなくてはなりません。

生育が弱いままで植え付けてしまうと、そのまま枯れてしまうこともあるため、なかなかに責任重大な作業ですが凡ミスを避けるためにも落ち着いて行いましょう。


あれからすぐ、トマト共に9㎝ポットに移植しました。7.5cmだと育苗には小さすぎるらしい。

まずはバターナッツカボチャから。
本種の定植適期は本葉が3枚から4枚程度になったころということで、前の見出しから更に2週間ほど経ったものを使用します。

ちなみに、本葉と言うのは初めに出てくる双葉以降に出てくる葉のことを指すため、全体の葉の枚数でいうと5~6枚になった頃が適期です。
ややこしいよね。

本種は割と乾燥に強く、温度も高い分にはさほど気にしなくても良い作物らしいので、とりあえずはマルチや敷き藁などせず、そのまま植え付けます。
株と株の間は50センチほど取ればよいらしいですが、苗の数が多かったので二列で、半ば無理やり8株植えました。

これは最終的に支柱で誘引して空中栽培にするつもりなので、まあ問題はないと思われます。

次にトマト。
これは一番目の花が咲いた頃が定植適期です。
種から育てる場合は今回のようにホットキャップ等で保温しつつ、早めに仕立てるようにしましょう。こちらは植え付け時に支柱を立てておきます。

…で、とりあえず種から育てたものはこれで終わりなのですが、これらを定植する際、畑を見回してみると何か植えた覚えのない作物の芽が出ているのを発見しました。

Twitterで聞いたところ、これはどうやらキュウリのこぼれ種が発芽したものらしく、改めて見ると、他の場所からもいくつか同じようなものを見つけられました。

これは予定外でしたが、せっかく出てきたものですし、ポットに入れて持ち帰り、そのまま家で育てることにしました。
なんでもウリ科の植物は生命力が強いらしく、落ちた作物をそのままにしておくと、しばしばこのようなことが起こるそうです。


スイカの苗。害虫であるウリハムシの予防のため、株元にはアルミホイルを巻いた。

最後に、初めから苗を購入する予定だったサツマイモ・スイカの定植を行います。


品種は紅東。スペースが狭いので蔓が伸びたら棚を作って誘引するつもり。

サツマイモに関しては”水平植え”というごく一般的な植え方で、真ん中の畝に10苗定植。

途中、葉が枯れかかってきて、ちょっと心配になりましたが…


新芽が出始めたらもう大丈夫らしい。

無事、活着してくれました。

おわりに

とまあこんな感じに、いくつかアクシデントに見舞われつつも、家庭菜園一年生としてデビューしました。

今後も、ネットや書籍などで情報を集めつつ、これら作物の経過をTwitter、および本ブログ上で報告していこうかと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!